A OEM製造にかかる費用は、お客様のニーズによって異なりますが、試作費用、製造費用、原材料費、パッケージング費用、配送費用などが含まれます。
参考までに健康食品の費用相場はこちらです。
カプセル 5万粒 30万円~タブレット 30kg 50万円~内訳は1.初期費用
試作の段階でサンプル製作は無料という会社もありますが、高価な原材料を使用したり、試作回数や数量が多いという場合には有料になることが多いようです。
パッケージデザインに関しては、OEMメーカーが自社でパッケージデザイナーを抱えており、デザインからパッケージ製造まで全て依頼できる場合と、自社からパッケージを持ち込む場合があります。どちらの場合でも、デザイン代やパッケージ製造・印刷の費用は別途かかることが一般的です。
2.健康食品の中身
バルク製造にかかる費用は、健康食品の種類によって大きく変わります。バルクとは、完成した健康食品を容器詰めする直前のものを指します。バルク製造においては2パターンあり、独自原料ではじめから処方を考える場合と、OEMメーカーが保有している処方を加工する場合です。はじめから処方を考えて製造する際、その処方に独自原料を使用する場合は、研究開発費や加工費、品質の安全性を検査する費用も必要となってくるので、その分の費用や時間も計算に入れておく必要があります。
3.健康食品の資材
健康食品を容器に詰める工程では、形状に適した容器を選定する必要があります。形状がドリンクなら瓶・缶・ペットボトル、粉末状ならパウチ袋というように、中身によって最適な容器を準備していきます。パウチやプラスチック容器だと比較的コストは抑えられますが、瓶だと値段は上がり、それぞれの容器によってもちろんのこと価格は変化します。さらに、容器へ印刷する場合とラベルで対応する場合によって、またそれぞれの印刷方法によっても価格は違ってきます。容器のデザイン性で、どの容器にどの印刷方法を使用するかを決めていくため、デザインへのこだわりよって費用は大きく異なります。
4.バルク充填にかかる費用
OEMメーカーの持つ工場の充填機械に容器が適合するかどうかの確認をし、充填テストをする必要があります。さらに、手充填の必要がある場合には、充填費が高くなることもあります。
5.梱包や配送代
最終工程として、完成した健康食品にラベル貼りや包装をしたり、倉庫やお店に配送するための箱詰めをしたりするために、作業費や人件費、配送代がかかってきます。ラベル貼りや箱詰めの作業費を抑えるためには、貼りやすいラベルや組み立てやすい箱を用意する工夫もあります。また、配送代も、重量やサイズ、納品場所によって変わってきます。